

社員の魅力を知る
INTERVIEW 02
社員インタビュー
施工する人に意図が伝わる
「優しい図面」
にこだわりたい。
TSUCHINO


設計
京都支店 技術部
土野 敬矩
2021年入社
生物理工学部 卒

01
入社のきっかけ~現在の業務内容
入社のきっかけ~ 現在の業務内容
大学では人間工学やユニバーサルデザインを学んでいました。
バリアフリーというと真っ先に出てくるのが自動ドア。ですから、学生時代から自動ドアそのものには関心はあったんです。授業でCADを使うこともあり、モノづくりにも興味がありました。就職活動が本格化する4回生になると、コロナ禍によって非接触(ハンズフリー)のニーズの高まりを実感。それも、ナブコドアへの入社を決めたきっかけになったと思います。
日々の業務の中心は図面作図です。施工箇所の用途に合ったエンジン(自動ドアを動かすモーター)を選定し、セキュリティ機器・カードリーダーの結線などを図面に落とし込んでいくものです。建築図を基に、建具(自動ドア用の枠)の作図を行うこともしばしばあります。
旧型品や他社製品の取り替えや、動作不良の起きている現場に出向いて実測・調査を行うこともあります。他には、営業に同行し設計事務所へ訪問して打ち合わせを行うこともあります。

02
仕事のやりがい~ 大切にしていること
図面作図には、絶対的な正解はないと思います。それが作図のおもしろさでもあると思うんですが、同じ案件の図面を5人の設計者が作図したとすると、5人とも違う図面が仕上がると思います。実際に施工してしまえば、見た目はもちろん、自動ドアとしての動きも全く一緒です。
では、何が違うのかというと「作業性」です。作業する人が取り付けやすい配線の取り回し、さらにメンテナンスの容易さも考慮しているかどうか、そこに作図技術の差がはっきり出ますね。
だからこそ、常に「優しい図面」を心掛けています。自己満足の図面ではなく、施工する人が見た時に、そこからちゃんと設計者の意図が伝わる──そんな図面を作図できるように、もっと技術を磨きたいです。仕上がった図面を上司にチェックしてもらう「検図」という工程があるんですが、自分ではいい図面ができたと思っていても、上司にアドバイスをもらって手直しするとやっぱり図面のクオリティが数段上がるんです。入社4年目となり、自分の成長を実感する反面、まだまだこれからという思いもありますね。



03
今後に向けて
他の支店や営業所と一味違う、京都支店の特長と言えるのが、意匠に対するこだわりです。
元々、京都支店では建具から受注するケースが多く、見た目のデザイン性には設計としての腕が求められます。実際に京都支店として手掛けた案件には、ナブコドア社内でも屈指のデザイン性を誇るものがあり、そういう仕事に携わることができるというのは恵まれた職場だと感じます。
また、京都は景観条例などの制約があって、建物の高さが他の地域よりも低いんです。そのため天井が低く、施工後のメンテナンススペースを作ることが難しいケースも多々あります。メンテナンス性を損なうことがないよう、設計段階から納まりを熟考する必要があるので、そういう時は現場で施工管理を担当している工務の先輩に意見をもらうようにしています。部署が違っても、そういう質問や相談が気軽にできるのは、この会社の本当にいいところだと思います。
今、自分のキャリアとしては最大の80台という現場を担当しているんですが、なんとかこの現場をきれいに納めるのが当面の最大の目標です。予想しなかったトラブルも起きるかもしれませんが、その経験も自分の糧にしていきたいですね。

A DAY’S
SCHEDULE
一日のスケジュール

- 08:45
- 出社
- 09:00
- メールチェック
- 10:00
- 担当現場の図面作図
- 11:00
- 設計事務所からの問い合わせ対応
- 12:00
- 休憩
- 13:00
- 担当現場の施工立ち合い
- 16:00
- 営業担当・客先との打ち合わせ
- 17:00
- 後輩指導など
- 17:30
- 退社


OFF SHOT
オフショット
仕事終わりに職場の仲間と飲みに行って、和気あいあいと楽しむことが多いです。後輩と飲みに行くときは、仕事の相談に乗ることも増え、先輩になった実感があります。釣りが好きなので、週末は大阪方面まで釣りに出かけることもあります。
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